2008年10月14日

ずっと繋がっていくこと

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小谷眞三さんが書かれた、「原点」というメッセージ。

先日の、ナガオカケンメイさんのトークショーでも、「原点」が重要なキーワードとなっていました。

新しい物づくりのために、「原点」に立ち戻る。

今年のグッドデザイン賞を受賞された、「60(ロクマル)ビジョン」のリーフレットにあった、この言葉に、私はとても心を惹かれていました。
「まず、原点とつながっていること。
ずっとずっと、原点とつながっていること。


どんなことにも『はじめたとき』があります。
創業者の若さもあるかもしれませんが、様々な理由があって
そのものづくりをはじめたのです。単純な思いでは始めていません。

自分の夢以上の思い。社会や日本をよくしたい。
みんなを幸せにしてあげたい。
あの人の喜ぶ笑顔をみたい。

人がものをつくる動機のほとんどは、
実はそうだと思います。
だから、思うのです。
どんなに時代が、自分が、社会が変わってしまっても。
この原点は大切なのです。そう思いませんか。」

(60VISION リーフレットより引用)

原点は、出発点になった場所。

そこから、手探りで前へ、始まりの一歩を踏み出していくように。
暗闇に目が慣れてきたら、歩き出し。
やがて光明を見出して、走っていくように。

原点は、還ることのできる場所。

進んでいくうちに、また分からなくなったり、迷ったり。
そんな時に立ち返る場所。
自分の立ち位置や進むべき方向を確かめて、また歩き始める。


自分が今、どのあたりに立っているのか。
自分の立ち位置を、よく考えたりします。

自分にとっての原点から、今いる場所まで、一本の線を引く。
その線を、まっすぐ将来へと向けて伸ばしてみる。
その時、伸ばした線のその先に、しっかりと繋がっていく場所があります。

原点は、その始まりに志した場所。
いつか辿り着きたいと願い、目指した目的地。
変わらずに、自分の中にずっとあり続ける場所。

原点とは、点といいつつ、実は線なのかもしれません。
柱のようにすっと伸びている「原点」の周りを、ずっとぐるぐる螺旋を描くように、上昇していくように進んでいくような気がします。


そしてその線を、今度はもっと遠く、自分という個人を超えて、伸ばしてみる。
先人達の足跡を辿って、昔々の原点から、今、自分達がいるこの現在まで、一本の線を引いてみる。
そしてその線の先を、ずっとずっと先の未来へ向けて、伸ばしてみる。


見つめ直す。
いつでも立ち戻り、いつも傍に感じながら。
そしてまた、目指していく。

私にとって、「原点」とは、そういうものであるように思えます。

 
posted by Metal_NEKO at 20:56| Comment(0) | TrackBack(0) | Craft・Design | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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