2006年02月10日

ちょっと失敗したのかなぁ。

東京展での展示の時。

始まってからしばらくして、あれ〜?と思ったことが・・・。

私は、受付を済ませてすぐのところ、中央ホールへの入口付近に展示していました。
入ってすぐ!の場所な訳です。なのに・・・。

何故か、作品本体をスルーしてしまうお客さんが多いような・・・。むむぅ?

会場に入って来られたお客さんに少なからず見られた行動パターンは、まず受付を済ませて、会場案内図をしばし眺め・・・で、中央ホールの方へ向かって来ます。で、私の作品の前に置いてあるキャプションボードを読んだり、本作品の手前右側にあるプレゼンボードやサンプルをしげしげと眺めて・・・その後、本制作作品を見るかな〜と思いきや、そのままスルーでホール内へ(笑)。ありゃ、って感じでした。


しかも、私の展示では、「入口」がテーマな訳ですから、中央の木板を敷いたところを、通路として通って会場内に入ってもらおうという意図だったのですが・・・、何故か、展示台脇の狭い隙間を通り抜けていってしまわれる方が多くて・・・。
ということは、そこに作品があることに気づかないって訳でもないようなんですけどね。

それなら、何でなんだろうなぁ・・・、と、展示期間中、ずっと考えこんでしまいました。


展示するときに、両サイドに隙間を設けてしまったのがまずかったかなぁ、と思い、椅子で塞いだり、キャプションボードを置いたりしてみたのですが、それでもそこを、よっこらしょとわざわざ通り抜けていってしまわれます(泣)。
で、気がついたときには、お客さんに「どうぞ(真ん中を)お通り下さい」とお伝えしていたのですが、そうすると、「ここ、通ってもいいんですか」とおっしゃる方が多かったですね。

普通の美術館や展覧会って、「作品にはお手を触れないで下さい」「展示空間内には立ち入らないで下さい」ってことが多いので、そういう風に受け止められたみたいです。う〜ん、ちょっとがっかり。だって、こういうものって、使って、触れて、通って、実感してもらってなんぼのものだと思いますから・・・。

私自身も、木の踏み板の上をいったりきたりして、「ここ、通れます」とさりげなくアピールしつつ(笑)。
「どうぞ」と誘導すると、通ってもらえるようにはなったものの、その場合はさらに、中央ホールへと、スピードアップしてスルー(笑)。
いやいやいやいや。

難しいなぁ、と思いました。

確かにね、そこから見ると、目の前に、いろんな作品たちが展示されているのが、わぁ〜っと目に飛び込んでくるわけです。早く見てみたい!と自然と足がそちらに向いてしまうのか・・・。(←まぁ、それが入口の役割だと言えば、目的達成ともいえるのかもしれませんが。)
後は、個々の学生の知人の方も多かったので、まぁ、そういう方は、まずまっさきに、その学生のところへいくのでしょうね。

じゃぁ、まぁ帰りにでもゆっくり見てもらえたらいいかなぁ、と思ったところで、あ、と気がついたこと。

中央ホール側から見ると、私の作品、もしかしたら全然目立たないのかも・・・

060204-01-s.jpg

↑この画像が、私の展示場所を、中央ホール側から見たところなんですけれどね。


作品、どこにあるのやら、って感じですね(笑)。
実は、照明、正面側(入口側から見える方)しか用意しなかったんですよ。裏側(中央ホールから見える方)は、室内がそれなりに明るいだろうし、設置する場所もないし、まぁいいかと思っていたら・・・。
何だか、周囲と色彩も似たような感じだし、窓から入ってくる明るい光で、ちょうど逆光のようになっていて、う〜ん、これは目を引かないだろうなぁ・・・と。そこは失敗したなぁ。


まぁ、こういった金属加工も私の作風(?)も、それほど一般受けするものではないとは思っていますので、スルーされる方がいらっしゃっても、それはそれでしかたないなぁとは思います。それでも、少なからず多くの方々が大変興味を持って下さり、いろいろと深いお話ができたので、それが何よりなのでしょうね。本当に、嬉しかったです。

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長野(富士見)展まで、あと7日。
富士見展では、広々としたエントランスに、どん!と展示するので、まぁ気づかれないことはないかと思いますが・・・(笑)。あ〜、でも、周りも広々としているので、中央を通ってもらうのは、ますます難しくなりそうです。

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posted by Metal_NEKO at 13:53| Comment(2) | TrackBack(0) | 卒業制作 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは!
多分、2メートルある高さをみるには、入ってきたところからの距離が足りないんだと思います。
全体をみるには、入ってきたところから、もう一度入り口の方の壁際によらないと、全体がみえないので、結構気にしてないと枕木しか見えないかと(上を見て歩く人より下を見て歩く人の方が多いですもんね)。
「門」という形状が把握できないと、木と白い石がとても綺麗なのでこれ自体が作品に見えて踏めないんだと思います。
この部分も囲いがしてあったし、石とかがもっと回りに散らばっていて、ガーデニングのような雑多な感じであればもっといろんなものに目がいくかもしれなないですが、キレイすぎて、踏み絵のような感覚が(笑)。
それとか、アンケートを依頼されたのですが、アンケートの回収場所を門の片側のポストにしてみるとかでも注目が集まったのでは?と思います。またまた、入り口ではなく、出口の門として内側を向かせても面白かったかも・・。一段高い踊場が開場内にあったので、目線や距離感が見るにはちょうどいい所だったのではないでしょうか。
なんて、私はMetalNEKOさんの作品を存知あげてたので、いきなり入り口に作品をみつけて「もう、メインがきちゃった」って感じだったのですが(笑)。
会場に行った1人の感想として聞き流してくださいね!
Posted by 店長 at 2006年02月10日 18:59
店長さん、ありがとうございます!!ご指摘、嬉しい限りです。

そうですね〜、プレゼンボードの位置から振り返ると、作品が近すぎたかもしれませんね。(私も、自分で作品全体の写真を撮るときは、だいぶ窓際の方まで下がっていました。)

「どうぞ」と言っても、結構恐る恐る通っていかれる方が多かったので、なおさら足元に注意がいってしまっていたのかもしれません。(木の板は、長い間外に放置されていたものをほとんどそのまま使っていたので、お気になさらずとも良かったのですが・・・。)

あと、どこからどこまでを私が作ったのかも、なかなか理解してもらえなかったみたいです。「で、どれが作品なの?」と言われたり・・・(泣)。
2つで1対、と気づかれない方もいらっしゃって、説明していると、「え?こっちも作ったの?」「え?これ全部自分で作ったの?」などなど・・・。

結構、展示台やパーツは外注のような感じで作ってもらう人も多いのでは、とも思いますので、まるごと全部作ったというのも、説明しないと、なかなか分かってもらえないのかもしれませんね。

ガーデニングのような雰囲気ですか、なるほど〜。
ポストがアンケートの回収箱、面白そうですね!
長野展では、またいろいろと試してみるのもいいかもしれませんね!

たくさん教えて下さって、ありがとうございます!
Posted by Metal NEKO at 2006年02月10日 22:20
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