2005年07月04日

「できない理由を探すな」

norinさんのBlog、「自由空間 〜 Norin’s Page 〜 」で、ピーター・マクウィリアムズの、「何かを選ぶとき、いちばん大きな嘘は『私にはできない』ということだ」という言葉が紹介されていました。
「できない」という言葉。私自身も今までに何度言ってきた事でしょう。そして、どれほど耳にしてきたことでしょう。


「『自由』と『束縛』 (『自分』を超えよう その2)(05/6/11)」で、私も、「とにかく、やってみたらいいじゃん」、と書いたことがあります。
そう軽く言うと、何だかものすごく現実を把握していないような楽観的な言葉に取られがちですけどね。でも、自分なりにいろいろと経験してきた上で、やっぱりそう思うんですよ。「やってみたらいいじゃないか」、と。


私がかつて就職していた時にも、職場には「できない」という言葉が、日々飛び交っていました。何故できないのか、どうしたらできるようになるのか。私の仕事は、「できない」という言葉に対する、日々の闘いのようなものでした。
ちょうど、私が就職した時。すでに仕事に就いていた私の兄から、ある人の言葉を教えてもらいました。
それは・・・

「人生で一番大切な事は何か、1つ挙げよと問われたら、私は躊躇なく『できない理由を探すな』と言いたい。(渡部昇一)」

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※('05/10/25追記)兄から教えてもらった言葉は、この言葉ではなく、新幹線をつくり、宇宙開発事業団の理事長を勤められた、島秀雄氏の言葉でした。内容的にはほぼ同様のものでしたので、私の記憶違いから、誤ってご紹介してしまいました。お詫び申し上げますとともに、島秀雄氏の言葉を紹介した以前の記事を追記しておきます。

⇒ 「為さねばならぬ事」('05/12/12)

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改善のためには、もちろん現状把握が大切だから・・・、と、「できない」という人に、それはなぜか、などと聞こうものなら。それはもう、ありとあらゆるたくさんの理由が出てきました。確かに、たくさんの阻害要因があり、様々な制約があるんですけどね。それを無視しては、改善すらままならない。
けれども、中には、「やりたくない」から「できない」という人も、少なからずいるわけです。そういう人といくら話していても、「やらない」ために「出来ない理由」を一生懸命探して主張するばかりのようで、建設的な意見はほとんど出てこず、ほとほと疲れ果ててしまうこともありました。

「できる」「できない」について、ゲーテは、次のような言葉を残しているそうです。「生活はすべて次の二つから成り立っている。したいけれど、できない。できるけれど、したくない。」
(「考えるヒント・今日の言霊」 中土井鉄信:著 2005年6月14日発行より引用)



前述の「できない理由」、自分以外の何か他のもののせいにしていることが大半なんじゃないでしょうか。確かに自分の力ではどうすることもできない制約だとかは、本当にたくさんありますが、でも、それらをやりだまに挙げるよりも、その中でも「自分に何が出来るか」ということを考えることの方が、大切なんじゃないかと思ってきました。

何も始めてみないうちから、「できない」という理由を探す労力を費やすくらいなら、その労力を「できる」ためのあらゆる可能性を追求する方にエネルギーを費やす事の方が、どれだけ生産的なことか。
もちろん、ありとあらゆる可能性を試し、己の限界を見極めた(思い知らされた)上で、「できない」と言うことは、それもひとつの勇気ある決断だと思います。「できる」ということが、決して無謀であってはならない。けれども、わずかな可能性にさえ挑戦していないのなら。軽軽しく「できない」とは決して言えないはずだ。
兄から教えてもらった言葉は、そう語っていました。


そういえば、Life DesignというBlogの「できるかもしれない。」という記事でも「できる」「できない」について述べられていました。「できる」可能性を探そうとするのも、「できない」と諦めてしまうのも、考え方ひとつで変わるとも言えるのではないでしょうか。


norinさんの前述の記事では、ベサニー・ハミルトンさんという方のエピソードも紹介されています。プロのサーファーを目指していた彼女は、サーフィンの練習中に、サメに襲われ、片腕を失ってしまったそうです。しかし、そこから不屈の精神で練習を重ね、ついに大会で優勝したそうです。

そんな話を聞くにつけても、「できる」「できない」などという言葉は、きっと私のように経験の浅い者が、軽軽しく口に出来るような言葉ではないのでは、と思う事があります。経験も技量も未熟な私にもし言えるとしても。「やってみよう」とするのか、「やらない」と放棄するのか。今の私のレベルでは、きっとそこどまり。
ならば。
「やってみよう」と思い、「できる」可能性を探していく方が、よっぽどいいじゃないですか。(なんて書き方すると、また調子が軽いですかね。)


そして、最後に。「やってみようじゃないか」と思っていらっしゃるたくさんの方々に、こんな言葉のエールを。

「何事によらず、革命または改良ということは、必ず新たに世の中に出てきた青年の力であって、従来世の中に立っておったところの老人が説をひるがえしたために革命または改良が行われたという事は、ほとんどその例がない。(正岡 子規)」

「私たちは、新しくやることに躊躇する必要はないのだ。専門的な知識がないから、専門的な経験がないからと悲観することはない。それよりも自由な発想で今を生きていく、素人として今を純粋に見ていく、そういう視点を私たちが自信を持って、持ち続けていくことがこれからは重要なことなのだ。
新参者として、自分の人生を生きよう。そうすれば、自分の人生の革命家になれるはずだ。(中土居 鉄信)」


(共に、「考えるヒント・今日の言霊」 2005年6月22日発行分より引用


きっと、数多くの困難があり、そして様々な事も言われるでしょう。
けれども。
まず自分が自分自身を信じてやらなければ、きっと誰も信じてはくれないだろうとも思います。

「誰かの定めた 世界の果てってやつの向こうっ側で
 君自身の革命の旗を 高く掲げて歩いてやろうじゃないか
 そいつが君にとっての 君自身からの 独立記念日だ」

(これは、言織師雪渓堂(私)が昔書いた言葉です・・・。)


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今回ご紹介した「考えるヒント・今日の言霊」は、合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツ(MBA)から発行されております。転載にあたっては、MBAメルマガ管理部より、許可を頂きました。
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明日館での卒業制作展まで、あと214日!

3年間学んだ事の集大成となるような作品をご覧いただけるよう、頑張ってまいります!

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posted by Metal_NEKO at 23:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 琴の羽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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