2005年04月12日

開催日程

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今回のグループ展の開催期間は、4月14日〜18日。
搬入は前日の4月13日。
さぁ、この日程を聞いて、何かピンと来た方、いらっしゃるでしょうか?



そう、何と、イタリアで開催されるミラノ・サローネの開催期間と、まったく同じなのです。
ちなみに、ミラノ・サローネとは、世界的に有名な、国際家具見本市。
この開催期間が、13日〜18日。
ひぇ〜、めちぇめちゃかぶってる〜ぅ。

・・・いぇ、別に何にも影響ありません。あるはずもありません。
あ、でも、グループ展にぜひ来て頂きかった方がいらっしゃるのですが、その方は、インテリア関係のお仕事をされていて、その関係でミラノ・サローネへ行かれるので、グループ展には来られない、とのことでした。う〜ん、微妙に影響しているかもしれません。かなり微妙に、ですが。
そりゃぁ・・・、ねぇ、ミラノ・サローネ、行きますよね。うらやましい・・・。


とにもかくにも、私の方は、いよいよ明日が搬入日。
なのに、富士見は昨日から、何となくぐずついた天気が続いています。
今日は一日深い霧に覆われて、午後には雨も降ってきました。あ〜あ。
しかも、めちゃめちゃ寒いです。
せめて明日は、雨に降られなければいいなぁと思いますが・・・。

う〜ん、他に何か忘れている事はないかなぁ・・・。
結構、心配性なようでいて、最後の最後で何かしら忘れ物をしてしまいがちな自分が、ちょっと嫌です。


さて、本日のおまけ画像、グループ展出品作品のご紹介は、ミニ飾り小皿シリーズです。
どちらも1点もの、早い者勝ちですよ〜。
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2005年04月11日

やらなければならない事

グループ展搬入、いよいよ明後日に迫ってきました。
制作が終われば、次は展示販売の準備。
やらなければならない事は、いろいろありましたが、それもほぼ終えることができました。

後々の為に、制作した作品すべての写真を撮ったり。
価格を煮詰めて販売リストの最終調整。
品名やコメントを記載した、プライスカードの作成。
値札の貼り付け。
梱包作業。
搬入の打ち合わせ。
展示・販売の際の注意事項の連絡メモ。
などなど・・・。


前回は、参加メンバーのほとんどがまだ学校にいたので、打ち合わせも顔を合わせてすんだのですが、今回はみんなバラバラの場所にいるので、メールや電話が錯綜しています。

今後、独立していくことを想定して、去年末頃から帳簿もつけ始めてもいるのですが、つくづく、独立するのって大変だなぁと思います。
材料費や必要経費、制作時間の記録や算出、管理。コスト計算、価格の見積もりに収支決算。
会社勤めの頃なら、経理は総務がやってくれたし、販売は営業が、製造は現場が、と、当たり前ながら役割分担が決まっていました。
そんな中で、私の仕事といえば、品質管理とクレーム処理。製造業に携わっているとは言えども、実際の仕事は、受注から製造、販売に至る一連の流れの中の、ごく一部にしか携わってはいませんでした。

けれども、これからは、マーケティングリサーチから宣伝活動、注文を取ってきたり、デザインを考えて制作し、販売、その後のアフターケアに至るまで、全部一人でこなしていかなければならないんですよね。あ、あと経理も。

今回は、それでもグループ展なので、ある程度は役割分担しているのですが、これがもし個展だったとしたら・・・。うわ〜。
沸騰したやかんが汽笛を鳴らしそうです。
自営業の方など、ほんとに大変なんでしょうね。


ある方は、「仕事として成り立たせようとしたら、本当に自分がやりたい仕事ができるのは全体の2〜3割。残りの7〜8割は、やらなければならない仕事をこなさなければならない」、とおっしゃっていました。
今の私は、まだ自分の作りたいものばかり作っていて、その制作時間の方が大半を占めているのですが、いざ「仕事」としてやっていこうとする時には、やはりもっともっと、「やらなければならない仕事」の分量が増えてくるのだと感じます。


やりたくない事はやりたくない、やりたい事だけやっていたいと思うなら、「仕事」にしないで、「趣味」にとどめておくべきです。
でも、やりたい事を「仕事」としてやっていく、そのやりがいや喜び、作る楽しみが、その他もろもろの「やらなければならない」事の負担よりも遥かに大きいなら、それらは、それほど苦には感じないのでしょう。
いや、そんなマイナスをプラスの大きさで相殺するようなネガティブなスタンスではなく、むしろ、「〜なければならない」事でさえも、やりたい事に変えてしまう。
「負担」に思うのではなく、自分なりのやり方を工夫し、こなし方を身につけていくと、その中にもまた別の面白さが見えてくるように思います。


楽観主義?ポジティブ?それとも単に、甘いだけ?
う〜ん、昔は相当にネガティブ思考だったんですけどね。今もその片鱗はありますが。
でも、それだけじゃ何にも解決しないし、前へ進んでいけないんですよね。

歳を重ねるにつれ、いい具合に削ぎ落とされてきたというか。なんにしても、要はバランス感覚が大事なのかもしれません。
ま、いいじゃん、どんどんやってこう、って思います。
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2005年04月08日

制作完了

dfbbf861.jpg東京では、桜がもう満開のようですね。
富士見でも、ここ数日暖かい日が続いていました。
一昨日くらいだったか、ふと例の電光気温計を見ると、何と21度。ついに20度を越えるなんて。これには本当にびっくりです。冬の厳しい寒さが、まだ体に余韻を残しているような気がするのに。

昨日も、作業の休憩時間には、工房前に寝っ転がったりして、ひなたぼっこ。すっかり気分は春モードになっていたのですが・・・。
今日は、朝から突風が吹き荒れる一日となりました。昼には、明日のバイトがらみで、近くのリース会社へ熔接器を借りにでかけたのですが、その時は、少し暑さを感じるほどでした。(気温は18度だったんですけれども。)
ところが、その後ぐらいから、強く吹く風とともに、だんだん気温が下がってきたようでした。
春モード全開で、薄着になっていた上に、重ね着できるものも持ってきていなかったので、、もう寒い寒い。
気まぐれな春の富士見では、重ね着できるものを、まだまだ持っていった方がいいようです。


さて、肝心の制作の方はと言えば。
オール完了〜っ!

最後の1点も仕上げを終え、今まで制作した全部の作品を、乾拭きしながら1点1点チェック。
再度仕上げ直しが必要なものも若干あったので、それもやりつつ・・・。
改めて全点が揃ったので、出品リストと照合し、作品どうしのバランスを見ながら、価格の調整。
価格については、事前に相当悩んで検討し、修正変更を繰り返していたので、とりあえず今回は大きな変更はありませんでした。
でも、本当に価格の設定は難しく、結構悩みまくってしまいます。
たぶん、作品に値札を貼り付ける直前まで、その価格で本当にいいのだろうかと、悩み続けることになるでしょう。
posted by Metal_NEKO at 21:03| Comment(0) | TrackBack(0) | Metal -NEKO- Works | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月07日

いよいよ最後の1点

ん〜、昨日今日と、ちょっと暴走気味になってしまいました。しかも今日は、朝一から何やってんでしょう、って感じですね。
いやはや。たまにスイッチが入ってしまうと、止められなくなるのが悪い癖。

ところで、先日、「木曜日はバイト」と書いたのですが、土曜日に変更になっていたのを、すっかり忘れてしまっていました。
変更の連絡を聞いたのが、ちょうど、工房の研修修了生を囲んでのお祝い(?)食事会の最中だったので、「了解了解〜」などと気前のいい返事をしたものの、そのまま忘却。記憶力のなさ加減が、また炸裂してしまいました。いかんですね。


さて、そんな訳で、今日は作業できる事になったので、改めてミニ小皿シリーズを4点制作、仕上げました。
以前説明した、ミニ物のつもりで制作を始めたのですが、そのうち2点ほどでかなり凝りだしてしまったので、大きさはミニ物ながら、ミニ物のコンセプトからは逸脱した作品になってしまいました。
(「ミニ物」って何?と思われた方は、3月7日の「みにみに大作戦」の項をご参照ください。)

夕方には、ミニ小皿の方の作業が完了したので、さて、後の残り時間で何を作ろうかとしばらく考え・・・。
最後に一点、販売用ではなく、展示用の作品を作ることにしました。
自分の名刺を、展示スペースに置いておくための、ケースというか飾り台のようなものです。
とりあえず、今日のところはパーツの加工を終え、明日組み上げて仕上げれば、今回の一連の制作は、ひとまず終了ということになります。

工房には、今までに作った作品がずらりと並び、さながらプレ展示会のような様相。
あらためて見渡してみると、今から何だかわくわくしてきます。
ここから、どれだけの作品が、新しい世界へ旅立っていくのでしょうか。

でも今回は、前回に比べてだいぶ冒険をしてしまうことになると思うので・・結構みんな、里帰りしてきてしまうかもしれません。

とにもかくにも、今は、作品ともども、頑張っていこうな!って感じです。
posted by Metal_NEKO at 20:27| Comment(0) | TrackBack(0) | Metal -NEKO- Works | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「結果」と向かい合う姿勢

昨日は、結構販売の話などを書いてしまい、あまりいい印象を持たれなかった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
各地でひっきりなしに様々な展示会が行なわれていますが、展示会の様子や作品の発表というような、ある意味華やかな側面ばかりが強調され、販売などの結果がどうであったか、というような話は、あまり表に出てこないように感じます。

学生であるうちや、趣味の範囲である事ならば、展示会や展覧会を行なって、作品を発表した、というところまでで満足し、その結果についてはそれほど問題としないというスタンスでも、いいのかもしれません。
いわゆる、「参加することに意義がある」という考え方です。
しかし、もし制作を自らの「仕事」として、やっていこうとするならば。

「販売」という結果を考えずには、やっていけないと思うのです。


販売という、いわゆる「お金」の絡んだ話となると、「がめつい」「あさましい」「いじきたない」などと、負の印象を持たれる方も多いのではないでしょうか。
けれども、今の世の中、生きていくには、お金がかかるという現実があります。お金だけじゃない、といくら思いたくても。
誰もが、生きていくために、自分や家族のために、精一杯頑張っています。
その、「精一杯頑張っている」数々の事柄の中に、「仕事をしてお金を稼ぐ」という事が、必ず入ってくるのです。


先程の、「参加して発表する事に意義がある」という考え方と、「仕事として結果を出す」という考え方。
ふたつの考え方は、どちらも大切で、どちらか一方を選択しなければならない、などということはありません。
しかし、両方を尊重しつつ、どちらにより重きを置くか。そこに、アマチュアとプロの違いがあるように思えます。

他にきちんとした収入があり、そのお金を使って、やりたい事をやり、結果云々よりも、やっている事自体や、やっていく過程を楽しむ事を重視するのが、趣味の世界。いわゆるアマチュアです。
それに対して、あまりやりたくない事もこなしつつ、どんな状況であってもきちんとした結果を出す。結果というものを重視し、それに対して、真剣に向き合わなければならないのが、プロだと思います。
もちろん、両者にはもっといろいろな側面での違いがあるとは思いますが、極々簡単に、ある側面だけ切り取ってみれば、そういうことも言えるのではないか、と思います。


作品を発表する事によって、いろいろな人から評価をもらえればいい、という考え方もあります。
結果に対しての評価として、分かりやすく、また求めがちなのは、言葉や賞など。
けれども、言葉での評価というものは、大概の場合、かなり片寄った評価しか聞けなかったりするのです。

例えば、趣味の作品を展示会や展覧会で発表し、誰かに評価を求めたとしても、ほとんどの人は、良い事しか言ってくれなかったり、「頑張ったのだから」、と、あいまいな表現で口を濁したりで、よっぽどの人でなければ、どこがまだまだなのか、どこがダメなのか、どうしたらもっと良くなるのかなどと言った、批評的な事は言ってくれません。
それに対し、もしそれが仕事に絡んだ事であったならば、結果として痛烈な批評や批判を受ける事の方が、むしろ多いのではないか、と感じます。

批評や批判と言うのは、言葉に限った話ではありません。前述のとおり、言葉で伝えられる事は、各人の関係や思惑なども絡んで、漠然としたものになりがちなのですから、それのみを判断基準にするのは、望ましくありません。
学生のうちなら、先生方から言葉で厳しい批評を受けるでしょうが、社会に出てしまえば、なかなかそこまで言ってくれる人はいない、とも聞きます。もちろん、言葉でがんがん言ってくる人もいますが、それもまた氷山の一角のようなもので、隠された批評や批判というものは、むしろ「結果」にダイレクトに現れてくるのです。

例えば、作品が売れない。注文が減る。お客さんがこなくなる。コンペに落ちる。などなど・・・。
お金が絡むものだからこそ、結果はシビアなものとして返ってきます。良いと思ったからこそ、お客さんは買ってくれたり、感想を言ってくれたりするのです。そう思わなければ、買わずに何も言わずにその場を立ち去ってしまう。それが普通だと思います。
そうした無言の批評や批判に、これからは自分で気づいていかなければならないのです。
些細な出来事であったとしても、そうした「結果」に注目し、今後の対策を立てていかなければ、お客さんはどんどん離れていき、仕事はこなくなり、累積赤字が続いて、行き着くところは、「廃業」。

そうしたものとは、一見無縁のように見えるアートの世界でも、門外漢ながら実は同じなのではないかと思います。
美術館のように、作品そのものを売ってはいない展覧会であっても。
そうした世界での「結果」というのは、入場者数であったり、入場料によって得た収入であったり、協賛企業の数やスポンサー資金であったり。
巨額の資金をつぎ込んで作品を購入したり、借り受けたりした企画で、結果が思わしくなかったら、恐らく同様の企画は、もう行なわれないのではないでしょうか。
よい作品を揃えたり、よい企画を次々と打ち出して、人を呼び寄せる努力を続けていかなければ、自然と訪れる人は減っていき、よほどの殿様商売か道楽稼業、あるいは熱烈なボランティア精神でなければ、やはり廃館の憂き目にあってしまいます。


私の目指す工芸の世界では、まだ、作品の販売を通して、結果がダイレクトに返ってくる方なのではないかと思います。
けれども、突き詰めて考えれば、いわゆる芸術家も、やはり生きていくために、必要なものを何らかの方法で手に入れなければならないので、実はそんなに違いがないのでは?とも思ってしまうのです。
高尚なもの、世俗的なもの、といった捉え方も、どちらにより価値を見出すかといったこともあるかもしれませんが・・・、まぁそれはまた別の話として。


出された結果が、今の自分の姿。いくら口先で立派な事を言おうとも、「結果」を出していかなければ淘汰されていく。
それが、私の目指していこうとする工芸の世界の、厳しい現実なのではないかと思います。
まぁでも、どちらかと言えば、私にとっては、そうした厳しさの中で仕事をしていく方が好ましく思えたので、会社勤めを辞め、この道に身を投じたのですが。

いずれにしても、今の、そしてこれからの自分を考えた時に。この道で、仕事としてやっていこうとするならば。
技術やセンスを磨き、より質の高い、より良いものを作っていくための努力を続けていく事は、言わずもがなですが、同時に、「結果」というものに対して、もっと真剣に向かい合っていかなければならない、とも思うのです。
posted by Metal_NEKO at 10:14| Comment(0) | TrackBack(0) | Metal -NEKO- Works | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月06日

終わりなんかない

最終水漏れチェックOKで、今日、花器5点を仕上げ。
これで、ひとまず今回目標としていた出品作品が、一通り揃いました。
そう思った瞬間、何だかほっとして、一気に肩の力が抜けてしまい・・・。
その後、新たに数点制作しようとしたのですが、昨日までのがむしゃらな集中力はどこへやら。
あまり身が入らずに、進み具合も芳しくない結果となってしまいました。

来週の今日(水曜日)は、いよいよグループ展の搬入日。
そういう状況にありながら、帰ってきてからも部屋でぐだぐだしてしまった自分を省みれば、こんなことでいいのか、と、自分に喝を入れたくなります。
「目標を達成したからって、もう終わったつもりでいるのか?目標は、あくまで目安として自分で設定しただけのことで、それを達成したからと言って、だからどうだというものじゃないだろう。本当は、終わりなんてないんだぞ。」


もともと、今回の目標は、前回の展示会で完売してしまった反省から来ています。
普通、展示会の場で、完売する状況と言うのは、まずめったにないと言います。
そんな中で、「完売」、と言うと、何か一見大成功のように思えてしまうのですが・・・。
その時、先生に言われました。「完売ってのは、実は大失敗だ」と。

一口に「展示会」といっても、実に様々な状況があり、それぞれによって、結果もまったく違ってきます。
まぁ、展示会の内容や目的、知名度などは別としても、例えば、行なう地域や時期、会場の立地条件や特徴、またそこを訪れる人がどんな層なのか、などなど、何かが違うだけでも、結果ががらりと変わってきてしまうものだと思います。

前回の展示会は、前述のような様々な状況の中で、非常に恵まれたチャンスだったとも言えます。
どんどん作品が売れていく、つまり出品した作品(供給)と訪れて頂いたお客様のニーズ(需要)が、かなり良く重なり合った状況であったのに、完売とは、つまり、もう売るものがないという状況です。
会期中にも、主催者から、「何であいつは、作品が少ないんだ」とか、「今からもう何点か追加で作れないか」などとも言われました。

毎回毎回、そんなに恵まれた状況となることは、ほとんどないのではないでしょうか。
前回の展示会は、それほどのチャンスでありながら、私は生かしきれなかった、ということになります。


今回の展示会も、前回のような恵まれた状況になる、などという甘い妄想は、もちろん抱いてはいません。
場数を踏んで経験を積めば、それぞれの状況に応じてある程度の予測ができ、事前に最適な対応ができるようになるのかもしれませんが・・・。
まだまだひよっこ同然の私には、到底事細かな予測などできるはずもありません。
で、あるならば。
ヘタな小細工をうつよりも、自分の定めた矮小な枠の中で満足するよりも。
時間のある限り、己の最善を尽くすこと以外にはない、と改めて思うのです。

常々思います。結果がどうであれ、それを真に受け止め、納得できるのは、そこに至るまでに最善を尽くした場合のみなのだと。
最善を尽くしていない、と言う事は、無意識のうちに、あるいは意識的に、結果に対して言い訳をする余地を残していることです。
つまり。
「後で言い訳なんかすんな。」
次に繋げていけるような、建設的な反省と今後の対策なら、話は別ですが。

そう自分に言い聞かせて、残り少ない時間を、有意義に使っていきたいものです。
posted by Metal_NEKO at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | Metal -NEKO- Works | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月05日

Last 3日

b89c7173.jpg懸案事項だった、最後の一点の花器の足も製作し、5点揃えていよいよ最後の水漏れチェック。
これで、明日確認して水漏れ箇所がなければ、ゴーサインを出し、ようやくまとめての仕上げとなります。


新たに制作したペンスタンドシリーズ5点は、今日仕上げまで完了しました。
これ、なかなかお気に入り&お勧めの品になりました。
ちなみに、今回の画像は、花器ではなく、このペンスタンドシリーズです。

花器が仕上がった時点で、今回の出品目標は、ほぼ達成となります。ちょっと一段落、と言ったところでしょうか。
ちなみに、出品目標は、前回の展示会の約2倍。
総制作時間を計算してみると、かかった時間の方も、ちょうど前回の2倍になっていました。
自分でも、ちょっと「へ〜ぇ」って感じです。

あらためてグループ展までに制作できる日をチェックしてみると・・・、あ、丸々使えるのは、あと3日しかない。
そう、来週からは、いよいよ授業が始まってしまうのです。
明後日は、バイトを頼まれてしまったし。

さて、どうしよう。

あと3日、明日の半分くらいは、花器の仕上げに費やすとして、残りをどう使うか。
小さなものを数点まとめて作るか。
それとも、少し大きめの凝ったもの1点に取り組むか。
あるいは、潔くここで切り上げて、展示の方の準備に入るか。

う〜ん、なかなか難しいところです。
もう少しいろいろな種類のものを作りたいとも思いますし、目玉となるようなものを作りたいとも思えますし・・・。
一方では、直前にバタバタするのは嫌いなので、展示の準備の方を早めに始めた方がいいかなとも思ってしまうんですよね。

むむむむ・・・。
よし、あと2日を制作に当てて、残り1日と来週の放課後を、準備に当てようっと。
・・・じゃぁ、何作る?
posted by Metal_NEKO at 20:53| Comment(0) | TrackBack(0) | Metal -NEKO- Works | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月01日

息づかい

340f6cee.jpg私の作品を所有してくださっている方から、新生活の場に置かれた作品の画像を頂きました。

自分の知らない場所に飾られている、自分の作品。
その作品を作ったときの思い出が、鮮やかによみがえり、つい、「いい子でいるんだぞ」とか、「頑張れよ」などと声を掛けたくなってしまいます。

金属と言う無機的な存在。でも、私は、出来上がった作品から、息づかいや鼓動がきこえてこないか、ふと探してしまいます。

私が作るものは、自然界に存在する形の、忠実なコピーではありません。
自然界には存在しない、抽象的な形。でも、見ようによっては、具体的な何かを連想させるような形。
そして、見る人、見る時によって、連想される具体的な「何か」が変化していく。
具体的な「何か」でありそうに見えながら、何ものからも自由な存在。
それが、ある場所に置かれる事で、密やかに息づき始める。
そんな作品が好きで、そんな作品を作る事が出来れば、と、いつも思います。


あなたが、もし、私の作品を目にしたなら。
あなたは、私の作品に、どんな印象を持たれるのでしょう。

そして、もし、あなたが私の作品を手にしたなら。
私の作品は、あなたに、何かを感じさせることが出来るのでしょうか。

もし、その時あなたがそこに、何か、あなたにとっての意味を持たせるのなら。
例えそれが、私の思いや意図とは異なるものであっても。

私は、この上なく幸せなのです。
posted by Metal_NEKO at 23:54| Comment(0) | TrackBack(0) | Metal -NEKO- Works | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月31日

無念・・・、というか自業自得

5e5fc84a.jpgえ〜・・・?
雪、舞ってんじゃ〜ん!

何なんでしょう、ほんとに。侮れません、富士見。


さて。
昨日、今日と、パーツを一気に組み立てて、今日は仕上げかな、と思っていたのですが・・・。
前日に、花器に水を入れ、水漏れチェックをしていたうちの一つに、水漏れ箇所を発見。
わずかな穴をふさぐために、熔接し直そうとしたところ、何か調子が悪い。
・・・あ〜、ガス切れてんじゃ〜ん!

ステンレスの小物の熔接の際には、アルゴンガスを使用するTIG熔接器を使用しているのですが、そのアルゴンガスが、ついになくなってしまっていました。
前々から、もうなくなりそうな感じで、春休み中もつかどうか、ハラハラしながら使っていたのですが・・・。
ついにきましたか。しかもこの時期に。あ〜・・・。
自分の工房だったら、さくっと注文しておけたんですけどね。

しかたがないので、ガス熔接に切り替えたのですが・・・、う〜ん、やっぱじれったい。
アーク熔接でやっちゃうか。と、せっかちに切り替えたのが、運の尽き。
わずかな穴をふさぐつもりが、さらに大きな穴を開けてしまう羽目に。


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ちなみに、この3種類の熔接方法の違いを、簡単に説明しますと。

TIG熔接(アルゴン熔接)は、小物の熔接に一番適しています。熔接痕もきれいですし。
それに対し、アーク熔接は、ガスは使いませんが、小物の熔接には適していません。どちらかというと、大きなものをがっちり熔接したい時など向きです。
薄い材料や細い材料なんかを熔接しようとすると、うまくやらなければ熔けてしまいやすいのです。しかも、溶接痕もあんまりきれいじゃない。
まぁでも、早い。

TIG熔接とアーク熔接は、ともに電気を利用して金属を熔かしますが、ガス熔接は、アセチレンガスと酸素を燃焼させて、その熱で金属を熔かし合わせてくっつける方法です。
ある先生がおっしゃるには、ガス熔接が一番味が出るのだとか。私も、かなりこの熔接方法が好きなのですが・・・。
とにかく、他の熔接方法に比べて、格段に遅いです。片手に溶接棒を持ちながら、母材の金属が溶け出すのを、じ〜っと待っていたりします。
しかも、時間がかかる上に、他の熔接よりも相当熱が加わっている気がします。一箇所熔接するのに、周囲も真っ赤になります。
熱が加わるということは、それだけ歪みも大きくなるわけで。
このため、ガス熔接は、歪みの起きにくい、しっかりした構造の小物か、多少歪みがでても気にならないような場合などでなければ、あまり使いません。

ちなみに、学校の工房には、あと一台、半自動熔接器というのもあり、これが一番簡単に扱えるのですが、これはセットした溶接棒が熔接時に自動的に送られてくるもので、今のところ素材が鉄の場合にしか使えません。

説明が長くなってしまいましたが、結局のところ、どの熔接方法にも一長一短があり、状況に応じて使い分けるのが賢いやり方、なのですが。

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頼みのTIG熔接器が使えなくなってしまい、ガスかアークか、という状況で。
アーク熔接で失敗し、開いてしまった大きな穴を、ガス熔接でちまちまとふさぎ。
しかし、さらにタチの悪い事に、始めのTIG熔接の際に「調子悪い・・・」と思っていたところが、ガス切れのために、かなり大々的に酸化してしまっていたようで、も〜熔接しにくい事この上なしです。
酸化してしまった(らしい)ステンレスは、きれいに熔けてくれないし、熔かした熔接棒とも熔けあわないし・・・。
えらい格闘しながら、何とか穴をふさいだものの、熔接痕は見るも無残な姿に。
これはまずいよなぁと思って、きれいに削れば、また水が漏り。
また熔接して、削って、水漏れ。
あ〜、もうアークで上からがっちり塞いじゃうか、とやってみれば、さらに大きな穴が。
何かもうムキになって、それをず〜っと繰り返してしまいました・・・。

で、そんなに無駄な作業を重ねた挙句、水漏れは止まらず、見た目は悲惨。
・・・あ〜、もうこれ、一から作り直したほうがいいかも、と思ったときには、半日以上過ぎ去ってしまっていました・・・。

ほんと、馬鹿だなぁ・・・。

で、結局予定していた仕上げには到底たどり着けず・・・。
くやしいので、仕上げ前まで組みあがった作品を並べて、写真だけとってみました。
明日こそは、これ、仕上げよっと。
posted by Metal_NEKO at 20:38| Comment(0) | TrackBack(0) | Metal -NEKO- Works | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月26日

グループ展の隠れテーマ

富士見に戻り、昨日からまた、グループ展向けの作品制作を再開しました。
やはり、日頃慣れ親しんだ工房で、自分のペース、自分のやり方で思う存分制作できるのは、何となくほっとします。

今回のグループ展、全員に共通のテーマというものはありませんが、私の個人的な隠れテーマは、春の新生活。
春の訪れとともに、日々の装いも、新たにしてみてはいかがでしょうか。

先々週に、仙台に行きましたが、その帰路の新幹線の中で、同級生とグループ展について話していたのですが、その中で、デスク周りの小物などを制作してみたらどうか、という話になりました。
フォトフレームや、メモクリップなどは、今までにも制作したことはあったのですが、それ以外のデスク周りの小物は、まだ作った事がありません。
どんなものをつくろうか、考えながら制作を始めました。

昨日今日は、制作途中だった花器を数点作り、デスク周りの小物用にと、パーツの加工を行ないました。
花器の方は、水を入れるラッパ状の器はだいぶ作ったのですが、やっぱりネックはそれを支える足のデザイン・・・。
結構薄いステンレスの板を材料にしているのですが、気をつけないと、軽すぎてバランスが取れなかったり、見た目が薄っぺらくなってしまいます。

取りあえずしばらくは、花器とデスク周りの小物制作を、平行してやっていく事になりそうです。


そうそう、昨日紹介したDMですが、Metal NEKOのサイトの方で、もっと大きな画像をUPしました。
会場となる、mono galleryのマップもUPしてありますので、ご確認ください。

HP : Metal NEKO
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2005年03月25日

cinq・5・展

ff95ae5e.jpg

4月に行なうグループ展のDMができました。
詳細は、以下のとおりです。



cinq・5・展

2005年4月14日〜4月18日
11:00〜19:00(最終日のみ17:00)
mono gallery (吉祥寺)にて開催

【参加メンバー】
鵜飼 理恵子(金属)
中村 靖夫 (木工)
ナガイマユ (ガラス)
船山 薫  (陶磁)
金子 恭史 (金属)


今回の参加メンバーは、去年末の「“遊楽”な年末祭」にも出品したメンバーです。
ちなみに、今回は、虹の会の絵画展との同時開催となります。
ですので、私たちの作品は、だいたい小物がメインとなる予定です。
お近くにお住まいの方、東京近郊の方、お時間がありましたら、ぜひご来場ください。

小さな作品がメインですので、お買い上げ頂けたら、即お持ち帰り頂けるものがほとんどです。
私は、会場には16日〜18日に居りますが、開催期間の始めの方にお越し頂けた方が、品数は豊富かと思います。
よろしくお願いいたします。
posted by Metal_NEKO at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | Metal -NEKO- Works | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月07日

みにみに大作戦

9437a20d.jpg先週末は、最近制作している小物よりもさらに小さな、通称「ミニ物」を大量制作。
だいたい1個あたりの大きさが、50ミリ以下くらいの大きさのものを、「ミニ物」と呼んでいます・・・。
すいません、「ミニ物」って言葉、使ってるの私だけです。他の作家さんに「ミニ物ありますか?」と尋ねられても、首を傾げられるだけだと思います。

私は、普段はこうした、「ミニ物」はあんまり作りませんが、販売や展示会などがある時には、これらのものを、ある程度まとまった量制作します。
鍛造での制作は、かなりの手間がかかりますので、1個あたりの値段も、まぁちょっと高め。
もちろんまだまだ私ごときの腕では、値段もたかが知れていますが。ちなみに、昨年末の販売の際には、「こんなに安くていいの?」とおっしゃりながらお買い上げくださったお客様がいらっしゃいました。
それでもまぁ他の作家さんの作品をご存知の方にとっては、私の作品の値段は安く、昨今の価格破壊的安売りの消費生活に慣れてしまった方は、高いと感じられるのでは、と思います。

でも、せっかくいらして下さったのですから、一人でも多くのお客さんに、鍛造の良さを知ってほしい。
そんな思いで、用意するのが「ミニ物」です。
値段もかなりリーズナブル。鍛造のものが欲しいんだけれど、お値段がちょっと・・・というお客様に、お勧めです。

ただ、何となくですけど。お客様の中には、作品の値段は、作品の大きさに比例すると思われている方も多いのではないでしょうか。
大きければ大きいほど値段も高く、小さければ安い・・・。
正直、小さなもので値段が高いと、そんなに売れない気がします。で、何となく、小さいものの値段を安くつけざるを得ないような感覚になってしまうのです。
ですが、小さなものでも、物によっては、実は作る手間はそんなに変わらなかったりもするのです。
中には、小さすぎて、逆に作りづらく、実はかなり手間がかかっているものも。
私も、あまりにも細かすぎる細工をしようとすると、たまになかなかうまくできなくて、「うが〜っ!」と暴れたくなる時があります。工房で一人で。

そんな訳で、まぁ正直なところ、「ミニ物」は採算のいいものでは、決してないと思います。
私の中での「ミニ物」の位置付けは、先に書いたように、一人でも多くのお客さんに、鍛造のものを手にして欲しいというところから来ているので、多分に宣伝的な役割をもっているのかもしれません。
もし展示会に足を運ばれることがありましたら、そんなちっちゃなちっちゃな「ミニ物」にも、目を向けていただければ幸いです。

さて、そんなこんなで、今度の展示会まで、あと1ヶ月ちょいとなってきました。
そろそろ本格的に忙しくなってきそうです。加えて、他の予定も詰まってきましたし。
今回の展示会、制作点数は、昨年完売してしまった反省を踏まえて、50点以上を目標にしています。
ちなみに、現在までの完成品は17点。制作途中のものを含めると・・・、あ、30点くらいありそう・・・。
さて、どうなることやら。
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2005年03月03日

私に出来る事

今日は、またちょっと気分を変えて、試しというか、実験めいたことをしていました。
普通やるように、「こういうものを作る!」と決めてから作り始めるのではなく、もうそれこそ、思いつくままに加工してみました。
時々は、そんな作業をすることが必要だなぁと、私は思います。

去年(学校の年度で言えば、まだ今年度ですが)の前期に、金属加工のサンプル作りという課題がありました。
これは、とにかく思いつくかぎりの加工方法を試してみることで、どんな形が出来るか、どんな表情が生まれるのかを実際に確かめるというものです。
そして、その中で、今まで知らなかったり気づかなかった、新しい形、表情、表現方法を見つけ、新しい作品作りにつなげていくという目的もあります。

ともすると、いつも手馴れた加工方法、表現方法に落ち着いてしまいがちですが、たまにはやっぱり、実験的なことも必要だと思います。
新しいものって、意外とそういうところから現れてきたりもします。

ただ、やっぱり、そうして作った無数のサンプルの中から、1つの作品として形が出来上がるまでには、相当な距離が当然のごとくあるわけです。
私の自作の材料入れの中には、そうした、まだ形になっていないサンプルのようなものがどんどん放り込まれ、山になっています。
たまにそれを取り出してきては、何かに使えないか、どうやったら作品になるか、考えこんだり、新しいサンプルが出来れば出来たで、それらと組み合わせてみたり、あ〜でもない、こ〜でもない、と悩んだりします。

そういう時は、たいてい、実際に作業している時間よりも、考えこんでしまう時間の方が長かったりします。
そして、結局大部分は、うまく形に結び付けられずに、また材料入れの中に放り込まれてしまうのですが。
今日も、だいぶそんな感じでした。

けれども、そんな中から、時々、おぉっと思うものが出来上がることがあって、私はそんな瞬間が好きですね。
自分でも予想していなかったというか、今までの自分の思い込みを、「すとん」と飛び越えるような瞬間。
もちろん、その何倍、何十倍もの失敗や暴走もあります。もう、自分でも「なぁんじゃこりゃぁ」としか言い様のないものとか、作っちゃったりもします。
で、そのたびに、ブルーになったり。
でも、そんな気分をすべて塗り替えてくれるほど、新しいものが出来た時の瞬間というのは…、何物にも変えがたい気がします。


ところで、私は、時々思うことがあります。
新しい形、新しい作品は、私の中から「生まれてくる」のではないな、と。
自分の手が?自分の才能が?「生み出す」なんて、おこがましい。
以前、言葉を用いて創作していた時にも、同じような事を感じた事があります。
言葉も、形も、自分の中「だけ」にあるものじゃない。
言葉も、形も、世界の中のすべてのものの中に、あるのだと感じる事があります。
ふと、そのことに改めて気づかされる時があります。

私に出来るのは、その「気づき」を逃さないようにする事。
世界の中に存在し、揺らぎ漂う言葉や形の片鱗を見出す事。
そうして私に出来るのは、それらを紡ぎ合わせていく事。

時々、世界と自分との境界線がなくなってしまうような気持ちになる時があります。
世界の中に自分がいて、自分の中にも、また世界がある。
言葉の上ではなく、そのことを実感できる瞬間があります。
そんな瞬間が、私はこの上なく好きですね。
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2005年03月02日

そろそろ再始動

44f4a30c.jpgずっと寝込んでいるのにも、さすがに飽きてきたので、今日は工房へ。
もうだいぶ良くなった(と自分では思っている)んですが、普段なら、1.5合は食べるご飯が、0.5合くらいしか食べられないとなると、本調子と言うには程遠い気がします。
まぁ今日のところは、体慣らし程度に、ちょっとだけやろうかな、と。

と思ったんですけどね〜、作業を始めたら、やっぱり調子付いてきちゃって、結局ガンガンやってました。
そんなこんなで、今日の成果は、飾り台。添付画像では、マグカップを置いてみました。
こんな風に、カップやグラスを置いてみても良し(コースター?)、小さな鉢植えや花瓶などを飾ってみてもいいんじゃないでしょうか。
ちなみに、これ、逆さまにしても使えます。

今回は、ちょっと新しい足の形を試してみました。
足のデザインも、結構難しいものですね。
でも、この手の幾何形体的なデザイン、応用すれば、これもまた、いろいろと面白そうです。
posted by Metal_NEKO at 19:59| Comment(0) | TrackBack(0) | Metal -NEKO- Works | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年02月23日

用途(機能)

ece04f01.jpg今日の画像は、制作中の一場面。鉄をコークス(石炭)で熱しているところです。
こうやって、鉄が赤くなったところで、ハンマーで叩いて、曲げたり、延ばしたり、思うように形を変えていきます。
鉄を叩いて鍛える。鍛造の鍛造たる所以です。
私は、この作業が一番好きです。
まだまだ、自由自在、という訳にはさすがにいきませんが…。


今日はキャンドルスタンド風のものが、二点完成。
「〜風」というのは、飾り小皿として、小物入れにもなるくらいの大きさなので。
それから、製作中のものが一点。
これは、何になるんでしょう?
そろそろ、また違う用途のものを作ろうかと思ってもいるのですが、ちょうど燭台を探されている方がいらっしゃるそうなので、もう少し別のバージョンのキャンドルスタンドも作っておこうかなぁ、などと思案しています。


ところで、用途って、難しいですね。
用途を限定した方が、販売する時、お客さんにとっては分かりやすいんですよね。
数少ない販売経験からすると、用途がはっきりしている(分かりやすい)ものの方が、売れていきやすいようです。
でも、裏を返せば、その用途を必要だと感じているお客さんしか、その作品を買ってくれないということも言えるわけです。

それを考えると、はたしてキャンドルスタンドを大量に作っても、そんなに需要があるのかな、ということになりますね。
実際、キャンドルスタンドは、なかなか売れないという話も聞きました。
とはいいつつも、今まで結構作った割には、完売状態で、手元には残ってないし。
う〜ん、どうなんだろう?


実際のところ、本当にロウソクを灯して使われている方は、そんなにいらっしゃらないのかもしれません。
海外では、日常の生活の中で、ロウソクを灯す習慣がある国もあるみたいですが、日本では、生活の中でロウソクの炎を楽しむ、という習慣が果たして根付いているのかいないのか。
雑貨屋さんなどを巡れば、たいていキャンドルやオイルが売ってたりもするんですけどね。
や〜、本当のところ、どうなんでしょう?

などと悩みつつも、なんでそんなにキャンドルスタンドを作っているのかと言えば。
ある機能を持たせつつも、形の面白さの方に走って、かなり自由に制作できるから、でしょうか。
他のものは、持たせる機能によって、形もかなり制限されてきてしまうことが多いように思います。
まぁ、だからこそ、機能を追及することによって生まれてくる機能美というものを追求する、という方向もあるわけですが。

結局のところ、やっぱり機能と形の面白さ、美しさを両立させることが大切なんでしょうね。
言葉にすると簡単ですが、実際制作してみると、難しいですね、やっぱり。
posted by Metal_NEKO at 20:59| Comment(0) | TrackBack(0) | Metal -NEKO- Works | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年02月22日

雪の原を散歩

96cc06ad.jpg先日までに出来上がっていた天秤と、今日出来たキャンドルスタンドを仕上げました。画像で、一緒に写っている小さなのが、キャンドルスタンド。洋ロウソク用です。こちらは、ちょっと小鳥みたいな形で、くちばし状のところが取っ手にもなっています。
今回は油焼きで仕上げました。

仕上げの時に、このふたつの作品がちょうど並んで、何となく親子のようにも見えたので、ちょっと工房から連れ出して、散歩させてみました。
夕暮れ時だったので、ちょっと画像が青みがかっていますが、背景は雪。
そう、ここ富士見では、まだまだ雪が融けずに残っているんです。

この場所は、金属工房のすぐ前。この場所は、いつも雪が長々と残っています。
ちょっとカリカリだったんですけどね。
この親子を雪の上で散歩させながら写真を撮っていたら、作品がだんだん雪の中に沈んでいってしまいました・・・。
そう、油焼きで仕上げたばかりだったので、まだ鉄が暖かかったんですね。

この仕上げと同時平行で、今日もまた、新たな別の小物を製作中。
小物を製作するときは、大概そんな感じで、同時進行的に3つ4つ一度に作っています。なぜなら、金属を加工して作品を作る上では、様々な工程があるので、作品は違っても、工程が同じなら、2〜3作品分くらいの材料をまとめて加工した方が、断然効率がいい、のではないかと思います。

さて、次はどんな形のものを作ろうか・・・。
ほんとは、同じ形のものをいくつも作った方が、効率がいいとは思うのですが。
私はどうも、次から次へ、新しい形を追い求めてしまう性格のようで。
一回作ったものと同じものを、もう一回作るよりは、もっと違う形のものを試して、「うわっ、この形、面白いじゃん」と思ったり、「あちゃ〜、こうやると失敗するんだ〜」などと試行錯誤しながら作ることが、まだまだ楽しく、だから鍛造は面白いと感じているのです。
まぁ、まだ今のうちは、それでいいんじゃないかと思います。
posted by Metal_NEKO at 22:20| Comment(0) | TrackBack(0) | Metal -NEKO- Works | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年02月21日

人生天秤模様

91e27886.jpg先日、制作中、とコメントした鳥のような天秤の画像をUP。
くちばし状の先から、アームがゆらゆら、アームの両端では、小皿がゆらゆら。

いや〜、天秤って、難しいですね。動きのあるものは好きなんですけど。
皿も、アームも、両方が同じくらいの重さになるように切ったつもりだったんですけれど、厳密に重さを量ったわけでもないですしね。
叩いて広げていく過程で、やはりどこかで狂いが生じてきたりしたみたいです。
見た目の長さは同じくらいでも、伸び率が違えば、当然重さも変わってきますし。

そんなわけで、両方の皿を吊り下げると、みごとに片方に傾いてしまいました。
あ〜。それを見た、同じ工房の学生が、一言。
「今の私の心境みたい。」
あ〜・・・。

とりあえず、軽い方に重りをつけたら釣り合うかなぁ、と、端材やら何やら載せていってみたのですが、これがまた、えらく微妙なバランスで。
釣り合うか釣り合わないか、いろいろ試しているうちに、ふと、これはこれで面白いんじゃないかと思い始めました。
バランスゲームみたいな感覚でしょうか。
いや、決して難題からの逃避じゃありませんよ(たぶん)。

ここで、発想の転換。
「人生って、そんなものじゃないか。
 完璧に釣り合いの取れた人生なんて、どこにもないんだよ。
 何かを足して、何かを引いて。何かを得て、何かを失って。
 ゆらゆら揺れながら、傾きながらバランス取って。
 それで時々、釣り合うこともあってさ。
 時折、幸せを感じるみたいに。」

と言う事で、完全後付けコンセプトの人生天秤模様、完成です。
まぁ、アームの形が微妙と言えば微妙なんですけど、作り直そうかなぁどうしようかなぁと思いつつも、今日は別の小物を2点ほど制作していました。
今日制作の2点は、キャンドルスタンドになる予定です。
posted by Metal_NEKO at 19:35| Comment(0) | TrackBack(0) | Metal -NEKO- Works | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年02月19日

今日の鍛造

e72603a8.jpg昨晩の雪も、今日はやんだようで。
ここのところ制作していた小物を完成させようかと、昼から工房へ出かけました。
学校では、今、ちょうど卒業制作展が開催中なので、時折見学のお客さんが、工房にも見えていました。
始めは、あんまりうるさくしちゃまずいかなぁ、なんて控えめにしようかと思ったんですが、そこはそれ、鍛造なんて、ハンマーで金属をガンガン叩かなければできないわけで。音を出さないようになんて話は、どだい無理なわけです。
なんで、さっさと開き直って、ガンガンやってました。

今作っているのは、鳥を抽象化した形の台に、ゆらゆら天秤のように飾り小皿がつくというもの。なんて言っても、どんな形なのか、ちょっと予想つかないですよね。
写真とろうと思ってたんですが、今日はデジカメわすれちゃって。
いちおう形は出来たんで、明日あたりにでも画像UPしたいですね。

年末〜1月までの忙しさの反動か、ちょっとここのところ、ゆっくりしすぎちゃったかなぁ、などとも思いつつ。
3月中には、門扉を仕上げて実家に取り付けてしまいたいし、4月にはグループ展もあるんで、・・・あ〜、よく考えたら、あんまり余裕ぶってちゃいけないのかも。

ここ数日は、クラフト関連のHPづくりにはまってまして。
今日も更新してます。「gate」と「light」、「space」のページ。
添付画像は、「light」で、この作品の題名は、「永久の夕暮れ 〜etarnal evening〜」です。
HPの方、まだまだ一つ一つの作品を紹介するページにまでは、手がまわらなくて・・・。
これも早めに何とかしたいところです。

ところで、早速学校のMacで、自分のHPがどういう風に見えるか確認してみたんですが・・・、やっぱりずれちゃってますね。自分はWindows使ってるんで。
フォントや文字の大きさが違って、変なところで折れちゃってたり。
う〜ん。
ちょっと修正しては見ましたが、もしMacユーザーの方でご覧になられた方は、おかしなところがあったら、教えて頂けると助かります。

posted by Metal_NEKO at 23:29| Comment(0) | TrackBack(0) | Metal -NEKO- Works | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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